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8月17日~18日の一泊二日で、
蓮田白岡衛生組合議会の視察研修が行われました。

蓮田と白岡の議員各6名と、事務局3名、合計15名が
栃木・茨城の施設を視察しました。

視察先は
①最新廃棄物処理施設
芳賀地区エコステーション
(栃木県真岡市)

②木質バイオマスのリサイクル業者
勝田環境(株)・(株)バイオパワー勝田
(茨城県ひたちなか市)

③小型電子機器から金属を取り出して再資源化する廃棄物処理施設
(株)リーテム
(東茨城郡)

です。

事前にHP等で下調べはしたものの、
実際にお話を伺い、施設を見学することで
よく理解することができました。

お忙しい中ご対応いただきました視察先のみなさま、
ありがとうございました。

【①最新廃棄物処理施設】
蓮田白岡の世帯数(約4万6千世帯)と同規模の
栃木県芳賀地区(約5万世帯)。

昨年3月に竣工した最新型の焼却施設を見学しました。

焼却炉が24時間稼働しているのは蓮田白岡と同じですが、
ゴミを燃やす時の熱量で発電し、所内で電気を使用。
余った電気は売電していました。

20年間大規模改修をしないで済むよう、
設計段階から長期計画し建設されていました。

また、芳賀地区は1市4町からなり
エコステーションに集中して広域でごみ処理が行われています。

【②木質バイオマスのリサイクル】
林野庁HPより
「バイオマス」とは、生物資源(bio)の量(mass)を表す言葉であり、
「再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料は除く)」のことを呼びます。
そのなかで、木材からなるバイオマスのことを「木質バイオマス」と呼びます。


蓮田白岡から出る剪定枝などは年間85トンほどです。

蓮田白岡で出た剪定枝などが
牛の敷きわらの代用品や、
パーティクルボードなどに再利用されます。

木が牛の敷きわらになるくらい、柔らかくなるそうです。

建築廃材など、再生原料に適さないものは
木質バイオマス発電施設で燃料となります。
施設の周りは木の香りでいっぱいでした。

例えるなら、
やかんでお湯を沸かして、その蒸気の力で発電する、という説明を受けました。

ここでは1万世帯分に相当する電気量が、
木質バイオマスで発電されているそうです。

発電の後に残る焼却灰は2種類あり、
9割は放射性物質がキログラムあたり100ベクレル以下で、
道路の材料などに再利用されます。

残り1割の再利用できない、金属等を含む灰は、
現在約2000ベクレルで埋め立て処分されています。 

この灰がたまっている箱の近くの空間線量は
「0.3マイクロシーベルト/時くらいですね」とのこと。
(ちなみに蓮田の除染基準は0.23です。)

原発事故当時はこの地域の放射線量も高く
持ち込まれる木質バイオマスの線量も高く
灰も7800ベクレルほどあったとのこと。
(国の埋め立て基準は8000ベクレル)

最終的に茨城県の第三者機関の処分場に
埋め立てされているとのことでしたが、
国の基準より厳しい4000ベクレル以下でないと
埋め立てできないそうです。

2週間に1回放射性物質検査をしているそうで、
原発事故の影響が如実に感じられました。

敷地内にはコンクリートで補修されていた箇所があり、
大震災で地盤沈下したところを補修したそうです。

もちろん内部も焼却炉の破損などがあり、大変だったそうです。

【③金属再資源化施設】
携帯電話やデジタルカメラ、電子辞書などの小型家電には、
レアメタルと呼ばれる希少金属が含まれています。

資源の少ない日本で資源を循環させるためにも、
世界の限りある資源を有効活用するためにもリサイクルが必要です。

ここでは小型家電が解体、破砕され、細かな選別処理をされて、
純度の高い金属や燃料として、100%リサイクルされているとのことでした。

100%ってすごいです。

大型機械を使っての選別、粉砕作業でも、
人の手と目を使う細やかな作業も必要であることが印象的でした。

おもしろかったのが
なかなか回収できない小型家電を回収につなげようと
サッカーJ2の水戸ホーリーホックと協力して
「使い終わった小型家電をもって応援に行こう!」キャンペーンをしていたこと。

チラシや新聞、タウン誌、ポスターなどで広報し
小型家電を持ってきた方に
ボールペンやクリアファイルなどの限定グッズを
サッカーのホームゲーム開催時にプレゼント!
楽しくリサイクルできますね。

・リデュース(物を大切に使いゴミを減らす)
・リユース(使える物は使う)
・リサイクル(資源として再利用する)の
3Rの大事さを再認識しました。

ちなみに蓮田白岡のリサイクル率はH27年4月現在、24.2%です。

「一般廃棄物処理基本計画」というものがあり、
平成36年度の目標値は34.5%です。

毎日できることとしては
無駄なものは買わないこと。

日々出るゴミを少しでも少なくし、
きちんと分別して
資源化できるように一層気をつけます。

今後の蓮田白岡衛生組合を考える上で、とても勉強になりました。
そして最終処分場のこともこれから学んでいかないと、と思いました。
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