12月議会が12/18(金)に終わりました。

私がおこなった一般質問は2つです。

(1)老人福祉センターのバスが1便廃止になったことについて
(2)超高齢化社会を迎える中での公共交通の充実について

市議会ホームページで録画も公開されていますが
冒頭に述べた文章を下記に載せます。




16番、船橋由貴子です。
通告に従いまして、順次2問質問を行ってまいります。
1問目、2問目とも高齢者と移動手段に関連した質問となります。

第1問目、老人福祉センターのバスが1便廃止になったことについてお尋ねいたします。

みなさんご存知の通り、蓮田は埼玉県内の市のなかでは、高齢化率が3番目に高い市です。
10年後の2025年には3人に1人が65歳以上となる見込みです。
戦前から戦後以降の苦難の時代を切り拓き、家族と社会に貢献してこられた方々が、
安心して暮らせる社会をつくることは、政治の大きな責任です。

ところが歴代自民党政権のもと、年金支給額は連続して削減され、
70歳から74歳の医療費の窓口負担は引き上げられてきました。

昨年6月には「医療・介護総合法」が、今年5月には「医療保険制度改革関連法」が
自民党・公明党などの賛成多数で成立しました。

要支援者の介護サービス取り上げ、後期高齢者医療保険料の負担増など、
高齢者にとって住みやすい社会にはなっていないのが現実です。

2014年の「国民生活の基礎調査」によりますと、高齢者世帯で「生活が苦しい」と
答えている割合は58.8%と6割近く。

年収200万円以下の高齢者世帯は39.5%、
このうち年収100万円未満の世帯は13.2%にのぼります。

報道では「下流老人」や「老人の貧困」の問題も取り上げられています。

実際に高齢の方からお話を伺うと、
「年金は下がるのに、消費税や物価が上がって生活が苦しい」
「年金を上げてください」という切実な声が多く寄せられます。

老人福祉法では「老人福祉の増進のための事業」として第13条にこうあります。
「地方公共団体は、老人の心身の健康の保持に資するための教養講座、
レクリエーションその他広く老人が自主的かつ積極的に参加することができる事業を
実施するように努めなければならない。

2として、地方公共団体は、老人の福祉を増進することを目的とする事業の
振興を図るとともに、老人クラブその他当該事業を行う者に対して、
適当な援助をするように努めなければならない。」とあります。

蓮田市の老人福祉センターも、高齢者の方々の健康の増進、教養の向上、
話し合いやレクリエーションの場を提供していく施設として開設されています。

『蓮田市高齢者福祉計画2015・第6期介護保険事業計画』には、
第2節に「老人福祉施設の充実」として次のような記述があります。

「老人福祉施設などの社会資源の整備に努めます。
また、高齢者が集う施設として『老人福祉センター』の活性化を図ります。」とあり、
これからさらなる活性化が期待されます。

その活性化が期待される老人福祉センターには、今年6月まで無料の送迎バスが3本ありました。
朝と午後3時台の市内循環バスと、13:10にセンターを出て蓮田駅を往復する直行バスの
合計3本が運行されていました。

ところが、昼の直行バスが今年7月1日から廃止となりました。
廃止される前から私のもとには、利用者の方から「廃止されると困る」、
また実際廃止されてからも「不便である。復活できないか」という相談が寄せられています。

くらしが厳しくなっているなか、無料で利用できる老人福祉センターはお年寄りの憩いの場、
交流の場として大変重要な施設であると考えます。

そこでお尋ねいたします。

(1) 老人福祉センターから蓮田駅への昼の直行バスが今年7月から廃止になったことについて
(ア) 理由は。
(イ) 告知期間・告知方法は。
(ウ) 利用者の声を市はどのように把握しているのか。

市へ苦情の声はどのくらい届いているのかもお答えください。

(2) 指定管理者との協議は。

今回、バス運行を廃止するにあたって指定管理者とどのような協議が行われたのか、
利用者の不便とならないような検討が行われたのかどうか、お答えください。

(3) 今後の対応策は。

実際に、駅直行便が廃止となって困っている方の話を詳しく伺いました。

今まで節約のためにも毎日センターのお風呂に通っていたある方が、
「以前はお風呂に入ってお昼を食べたら帰宅できたが、今は午後3時過ぎまでバスがないから、
午後はセンター内でぼんやり過ごしている。
カラオケをすることもあるが、足が痛いので体操などは楽しむことができない。
路線バスを利用して帰るのは生活が厳しくて、毎日バス代を払うのは難しい。
今は仕方なく1日おきにして通っている。
バスを小型化するなどして、直行便を復活できないだろうか」というお話でした。

このように直行便の廃止によって、今まで楽しみにセンターに通われていた方が、
回数を減らしたり、不便を感じながら利用されています。
今まであったものがなくなると不便を感じるのは当然です。
今後の対応策についてご答弁ください。
 
続きまして大項目の2、超高齢化社会を迎える中での公共交通の充実について
お尋ねいたします。

過去何度も、公共交通の問題は議会で取り上げられています。
それだけ改善がなかなか進まない、市民要望の強い課題であると考えます。

私も議員になって、何人もの方から「バス停が遠くてなかなか出かけられない」
「タクシーを利用するか、歩いて20分かけてバス停に行かなければならない」
「今は元気だからいいけれど、年齢を重ねたら買い物にも行けなくなるのではないか」
などのご相談や不安の声をたくさんお聞きしました。

食料品を買う、病院や公共施設に行くなど日々の生活に密着した、
生きるために必要な公共交通の充実は、早急に対策すべきです。

これまでも路線バス利用促進のための「バス待ちスポット」や「まち愛スポット」、
「バス利用者用駐輪場」などの整備は進められていますが、
未だ課題は残ったままです。

特に高齢化が進む蓮田市においては、これから運転免許証の返上をする方が多くなり、
バス停まで長時間歩くことが困難になる高齢者に対してさらなる対応策が必要です。

また、2013年3月に発表された『蓮田市公共交通体系調査検討業務 概要編』によりますと、
駅から1km圏内、バス停から300m圏内に入らない公共交通空白地域は、
笹山・蓮田・黒浜・貝塚・駒崎など市周辺部に見られます。

人口が多く、高齢化率も高くなっている緑町や椿山の一部も空白地域となっています。

公共交通空白地域の人口割合は12.7%の想定で割合少ないように感じますが、
人数換算では8,425人が該当する計算となります。

市内すべてを網羅することは困難ではありますが、
少しでも空白地域をなくしていく努力が継続的に必要です。

将来的には循環バスや、
住民要求に応じて運行される乗合交通機関=デマンドバスやタクシーなども
視野に入れて検討すべきであると考えます。そこでお尋ねいたします。

(1) バス停から遠い地域の住民、特に高齢者に対する施策についてご答弁ください。

(2) 今後について
(ア) バス路線の拡充計画は。
(イ) 文化会館の開館にあたって、新たな検討はされているのか。


以上で1回目の質問を終わります。




※お詫び
録画では蓮田の高齢化率を2番目と発言していますが
昨年が2番目で今年は3番目でしたので
こちらの文章では訂正して載せています。
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